アウトドアの醍醐味「食事」も伝統工芸品とともに愉しむ
キャンプやグランピング、釣りなど、アウトドアシーンで食事となる場合、お弁当のほかは、BBQがメインに。炭火で焼く美味しい匂い、豪快にかぶりつける食材、普段の生活ではなかなかないような食事に胃袋も刺激されます。家族で訪れるなら、料理を作る工程からみんなで楽しんだり、グループで訪れるなら、お酒やお茶を楽しみながらのんびり過ごしながら作ったり、いろいろな過ごし方ができるので、ワクワクする時間です。
BBQの調理器具や食器にも新しい伝統工芸の逸品を!
BBQの調理器具というと定番なのがダッチオーブンやスキレットを代表とする鉄鍋。ですが、お手入れが欠かせなかったりと扱いが大変な部分があったりと、使うのに躊躇してしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。昔からあるBBQの道具というのは、確かに理に適っていますが、それ以外のものが使いにくいのかというと、今の時代、じつはそんなこともなくなってきているのです。
その一端を担っているのが伝統工芸品です。従来の調理器具にはなかった軽さや電子レンジでも使えるなどの利便性をもたせた機能的な調理器具、アウトドアでも使いやすいように工夫されたお箸やカップが続々と登場しています。またそれだけでなく、デザインにもこだわって制作されていて、趣があり、使っていて作品を愛でる気持ちも湧いてくる素晴らしいアイテムばかり。ここでは、そんなおすすめのアイテムをご紹介していきます。
土鍋をアウトドアに!
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まずご紹介したいのが、波佐見焼の窯元である「藍染窯」が土鍋を現代風にアレンジしたアウトドア用の土鍋スキレットや陶板グリルです。直火で使えるうえ、冷めにくい蓄熱性もあり、また軽くもあるので、持ち運びにも便利。まさにBBQにぴったりのアイテムといえます。さらに電子レンジや食洗機でも使えて、とても利便性も兼ね備えたアイテムなので、アウトドアシーンはもちろん、普段の生活でも愛用したくなる逸品です。
土鍋スキレットと陶板グリルについてはこちらで詳しくご紹介しています
カトラリーにも伝統工芸品を
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まるで鉄製のベグ(テントを貼るときに使用する道具)のような形状のおしゃれな「artisan933」のお箸があります。こちらは漆塗の技法を木の軸に施し、鉄の鋳肌を表現したもの。木軸のお箸なのでとても軽いのが特徴です。また、持ち手の部分は六角形で手に馴染みつつも、先端にいくにつれて丸軸になっているほか、先端には滑り止め効果のある質感になっていたりと工夫が詰まっています。粋で遊び心のあるアウトドアに最適なお箸です。
カップこそ、こだわり抜いたお気に入りを見つけて
同じく「artisan933」の銅や真鍮へ着色するという伝統工芸の手法を活かしたカップもおすすめの逸品。アルミのよくあるアウトドア用のカップと形状こそ似ていますが、鮮やかなブルーやシックなブラウン、華やかなゴールドなど、さまざまな化学反応でできた色合いが絶妙で、シンプルな形ながら、見ているだけでも気分が高揚するアイテムです。
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「artisan933」だけでなく、「モメンタムファクトリー」にも銅製のカップやタンブラーがあります。銅製は特に熱伝導率がよく、冷えたドリンクも温かい飲み物にもいち早く適応してくれる優れものです。
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また「ノダテマグ」のマグやお猪口も趣があって素敵な逸品です。栃の木に漆を塗っていて、軽くて持ち運びやすいのが特徴。さらに、ストラップがついているため、マイマグやマイお猪口として首から下げておけるので、使いたいときにサッと取り出せるところも、とても便利です。マグのサイズによっては抹茶をたてることもできるので、風や空気を感じながら、自然の中で味わってみるのもおすすめです。
温もりのある、どこか懐かしい木のお皿
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沖縄出身の女性ユニットの工房「平米」には、木材を使った作品がたくさんあります。なかでも、絵付を施した木のお皿はとても愛らしい逸品。沖縄ならではのやむちん柄やホーローの縁取りを取り入れた器シリーズは、じつはアウトドアにもぴったりのアイテムです。軽くて持ち運びやすいなどの機能性はもちろん、ポップな雰囲気があるので、お料理を盛り付けたときにとても美味しそうに見え、外で食べるのがとても楽しい気分に。
このように、アウトドアシーンの食事を作る時間もいただく時間も、より楽しみ、こだわって過ごすためのアイテムが伝統工芸品の中にも多々あります。今度、お出かけするときは、1つでもお気に入りに囲まれたアウトドア体験をしてみませんか。
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・「アウトドアで気軽に楽しめる! 一目置かれる!伝統工芸品をセレクト」を読む
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