コレクション: 丹影(NIEI)【京焼/清水焼】

「作品を見て頂いた人の興味を惹きつけたい」丹影(NIEI)氏が作品づくりで大切にしている信念です。

作品を通じて共鳴する瞬間それは作家と、欲しいと思った人 が共鳴する瞬間であり、単に美しいだけではなく、心が揺さぶられるような作品を生み出したいと考えています。

京焼・清水焼の窯元で修行を積んだ丹影(NIEI)氏。清水焼では製作工程ごとに分業が行われ、それぞれの工程で高度な職人技が培われます。その中でも、伝統技術である「絵付け」は、丹影氏が学び取った重要な技術の一つです。

「丹(NI)」は日本の伝統色で、黄みがかった赤色を指し、平安神宮の大鳥居や清水焼の絵付けにも使われる色です。「影(EI)」は光を際立たせる存在として用いられ、光から生まれる色を表現しています。丹影(NIEI)氏の作風は、多彩な色を用いた絵付けにその思想が反映されています。

古典的で繊細な模様を何度も繰り返し描いていく伝統技法と、丹影(NIEI)氏の感性によってデザインされたたくさんの色が融合し、気品ある作品が生まれます。