陶器をアウトドア用のクッキングギアにする挑戦 #藍染窯

『作り手自身が本当に欲しい器』をお届けし、すべての人に豊かな生活を

長崎県の波佐見町にある藍染窯は、普段使いの食器としてなじみのある波佐見焼を通じて『すべての人の衣食住を豊かにする=Good Life』をモットーに、細部まで作り手のこだわりを詰め込んだ独自の陶器を生み出しています。

 

「自分たちのものづくりで大切にしているのは、作り手自身も楽しさや面白さを感じることです。注文を受けたものをただブレずに生産するのではなく、自分たちが本当に作りたいものを形にし、1つ1つ思いを込めた器を届けたいのです。器で人とつながり、今よりもっと豊かで笑顔になれる生活を提案していきたいと思っています」

 

 

波佐見焼といえばシンプルな北欧デザインが人気ですが、藍染窯の器はその枠にとらわれない、独特の風合いを持つ個性的なシリーズが幅広く揃っています。

 

「器づくりの素材にはとことんこだわっています。ヴィンテージ感が味わえるブロンズシリーズは、窯の火の当たり方によってすべての器が異なる風合いを持つように、陶器と釉薬の相性を突き詰めることで生まれました。また、器を使うシーンをわかりやすく伝えて、食事を楽しんで欲しいという思いから生まれたのがUTAGEシリーズです。家で気軽にホームパーティができる器で、余白のあるデザインによって、普段のお料理がおしゃれに見える工夫をしています」

 

職人たちの思いが詰まった藍染窯の器を手にすれば、食卓に笑顔が生まれるような新しい体験をもたらしてくれそうです。

 

陶器をアウトドア用のクッキングギアにする挑戦

藍染窯が新たなチャレンジとして誕生させたのが、hime(ハイム)シリーズです。hiking(ハイキング)とhome(ホーム)を組み合わせたシリーズ名の通り、アウトドアでも家でも使える陶製のクッキングギアとして土鍋スキレットと陶板グリルが開発されました。

 

「最初の試作品は、社長の自宅にある薪ストーブで調理をするために作られた小さな陶器の土鍋でした。アウトドア用のクッキングギアは、割れにくさが重視され金属でできたものが一般的ですが、それをなぜ陶器で作るのかといえば、アウトドアでも本当に美味しいものを食べてほしい、という思いからです。藍染窯の社員たちは皆、キャンプやバーベキューをするのが好きなので、自分たちで実際に何度も作って試し、どんなお料理でも美味しく作れる設計に仕上げました」

 

陶器ならではの蓄熱性は、炊いたご飯を時間がたってもふっくら美味しくキープでき、肉の旨みを閉じ込めながら好みの焼き加減にできるといったように、アウトドア料理の味わいをぐんとレベルアップさせてくれるのだそう。外でも安心して陶器を使えるように、割れにくい形や厚み、サイズ感などを追求しているそうですが、1度このギアを使ったら外での食事の美味しさはもちろん、使用後は洗剤でゴシゴシ洗えて錆びない、という使い勝手の良さにもハマってしまうかもしれません。

 

1人1つの『持ち寄り鍋』ならキャンプの食卓がにぎやかに!

仲間と集まるアウトドアでは、自分用のhimeアイテムをそれぞれ持ち寄るのがおすすめだそうです。

 

「土鍋スキレットは1人1つを持ち寄れば、それぞれに違う料理を作り、仲間とシェアして食べるという楽しみ方ができます。陶板グリルも自分用があれば、好きな食材を焼き、好みの焼き加減に調節することが可能です」

 

1人で1料理を作るのが丁度いいコンパクトなサイズなので、ソロキャンプはもちろん、1人暮らしの食器としても重宝します。いつでもどこでも食事の美味しさにしっかりこだわりたい人に必携の品です。

 

 

商品の特集記事をご覧いただけます↓

波佐見の地で巡りあった"使い倒しくなる"新発想の土鍋&陶板 

 

 

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