「岩谷堂箪笥」の「小抽斗」と「鍋敷き」の魅力、優れた点について、前後編に分けてお伝えしていきましょう。
①天然の素材を使用している
「岩谷堂箪笥」の「小抽斗」と「鍋敷き」の材料は、地元・岩手県の山で採れる天然のケヤキやキリなどの木材を使用しています。
山中から伐り出した原木は数年間寝かせ、さらに製材した後に長い時間をかけて自然乾燥させます。
また抽斗の内部には、木目が美しく、ひずみや狂いのないキリの無垢材が使われています。
厳選された上に、手間と時間をかけた木材が、「岩谷堂箪笥」の「小抽斗」と「鍋敷き」の素材となります。
②「岩谷堂箪笥」の製作工程は3段階
「岩谷堂箪笥」の製作工程は
(1)本体である「木地つくり」
(2)漆塗り
(3)金具の製作・取り付け
製作工程は、この3つに分かれ、それぞれ専門の職人が製作を担当しています。
このうち箪笥の生命ともいえる本体の「木地つくり」は、木材から素材を切り出す「木取り」や加工、組み立てなどの各工程を、それぞれ一人の職人が一貫して担当しているのが「岩谷堂箪笥」の製作の特徴でもあります。
③伝統を受け継ぐ職人が1点ずつ手作り
240年の伝統を今に受け継ぐ岩谷堂タンス製作所の職人たち。
その多くが、経済産業省認定の伝統工芸士などの資格を有しています。
「岩谷堂箪笥」の「小抽斗」と「鍋敷き」は、そうした職人たちが1点ずつ手作りをしているため、大量生産品と違い、すべてがワン・アンド・オンリーの製品ばかりです。
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