日本の枡の魅力を次世代に伝えたい #大橋量器 柴田康平さん

シンプルだからカッコいい!日本の枡の魅力を次世代に伝えたい

岐阜県大垣市にある大橋量器は、1950年創業の枡専門メーカーです。枡といえば、今でも「一合、二合」といった単位の感覚が、日本人なら当たり前のように染み込んでいるものです。そして、枡から漂う天然ヒノキの甘い香りやぬくもりのあるなめらかな木肌に、誰もがほっと心癒やされるはずです。

そんな枡に魅せられて大橋量器に入社した柴田康平さんは、大学では教育関係の勉強をしていましたが、美術やデザイン学部の友人と接するうち、モノづくりに興味を持つようになったそうです。

 

「モノづくりの中でも日本の伝統産業に関わりたいと考えていたときに、枡の日本らしさに惹かれたのです。シンプルでカッコいい木の箱に魅力を感じ、職人として枡づくりを盛り上げたいと思いました」

 

1300年の歴史を誇る日本の枡の素朴な美しさを多くの人々に、そして次の世代へと伝えたい、そんな想いを胸に、枡づくりに取り組んでいます。

 

テーブルウェアとして進化した新しい枡のかたち

日本の枡の魅力を次世代に伝えたい #大橋量器 柴田康平さん

天然のヒノキは、長年森で育ってきた証しである木目がすべて異なるため、枡にはひとつとして同じデザインはありません。

 

「ヒノキは柔らかく加工がしやすい木材ですが、天然木と人工林では硬さや木目などに差がありますし、産地によって香りや見た目にも違いが出てきます。すいちょこなどの酒器には日本酒との相性を考え、香りの強いヒノキを使い、ジョッキなどは隙間なくきれいに組むために、固くて反りの少ないヒノキを使います。商品によってヒノキを使い分け、ヒノキの個性を活かせるような商品づくりを行っています」

 

伝統的な枡の形はシンプルな直方体ですが、最近では若い職人たちのチームワークによって生み出された、テーブルウェアとして使える食器や、盃、ビアジョッキなどの新しい発想の枡にも注目が集まっています。それらの枡づくりの工程でも、職人の道具や刃物を使いこなす技や緻密な手作業が求められます。

 

「枡はシンプルな見た目だからこそ誤魔化しがききません。わずかな寸法のずれがあるだけで、組んだときに隙間が出来ますし、板を接着する糊は多すぎず少なすぎず、均一に塗れる量を見極める職人技が必要です。見えないような細かい部分までこだわりながら、これからも日本の生活に深く関わっていけるような枡づくりをしていきたいですね」

日本の枡の魅力を次世代に伝えたい #大橋量器 柴田康平さん

 

 

天然ヒノキの香りが野外でのお酒を格別なものにする

日本の枡の魅力を次世代に伝えたい #大橋量器 柴田康平さん

持ち運びがしやすく、自然の木の香りを楽しめる枡のテーブルウェアは、アウトドアで過ごす時間をさらに印象深い体験へと高めてくれるはずです。

 

「キャンプでお酒を飲むなら、三角形の盃である“すいちょこ”を持っていきます。日本酒とヒノキの香りの相性は最高で、野外で飲むお酒の味をさらに美味しくしてくれますよ」

 

マンネリになりがちなキャンプ道具を枡でアップデートして、野外のひとときをより新鮮な気分で過ごしてみてはいかがですか?

 

 

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